私は、高齢の実の両親と住んでいる主婦です。
母は、寝たきりでは、ありませんが、車椅子を使います。
先日、リビングのテーブルに私のコアロハのコンサートウクレレを置いたら、母が「それは、なに?」と聞いてきました。
母は、レビ型アルツハイマーにより、ほとんど会話が成立しないのですが、「ウクレレよ」と答えたら、「あぁ、ウクレレね。素敵な色ねぇ。
柄(木目)もすごくいい」と、私のウクレレを絶賛しました。
「お母さん、すごいねぇ。
よくわかるね。
ありがとう」と、言いました。
そのウクレレを見た時だけ、会話が成立しました。
近くに、二人の娘たちが、仕事をしながら家庭を持ち、暮らしているため、年中遊びに来ます。
下は、3歳の怪獣みたいな男の子から、85歳の両親まで、4世代が、まるでホームドラマのように賑やかに一緒にいます。
ウクレレを市内の楽器店のヤマハ「大人の音楽教室」で、習っています。
マンツーマンレッスンを受けています。
無料体験レッスンを受けに行った時に、話しやすくて感じのいい先生と専門スタッフだったので、決めました。
子どもの頃から、オルガン、ヤマハエレクトーン、電子ピアノをヤマハで買い、習っていたので、ウクレレも独学するという発想すら、ありませんでした。
自分の性格的には、わからない点をすぐ質問し、答えてくれる頼れる先生がいるので、マンツーマンレッスンが、合っていました。
ウクレレは、小さくて、軽くて、持ち運びやすいところが、とても好きです。
部屋に置いても場所を取らないので。
音も、小さいので、家族にもご近所にも迷惑をかけないところが、いいと思います。
会社や学校から、帰宅した夜でも、練習できますね。
我が家は、逆転親子で、娘たちや小学校一年生の女の子の方が、しっかり者なので、「ウクレレ、早く上手になりなさいよ」と、時々プレッシャーをかけてきます。
私は、娘たちにはっぱをかけられ、練習しています。
ウクレレのレッスンは、ウクレレソロに入り、難しさを感じながら、先生に助けられて進んでいます。
それでは、ウクレレソロの弾き方、右手の弾き方についてご紹介しますね!
色々なウクレレの右手の弾き方を覚えよう!
ウクレレは、4弦なので、6弦のギターよりも簡単にスタートできますよ、と聞きました。
私の楽器演奏経験は、エレクトーンとピアノだけなので、初めての弦楽器が、4弦のウクレレで、初めは、習いやすいな、と思っていましたが、やはり奥の深い楽器であると、思い始めました。
無料動画で、ギターのレッスン動画を見ると、たった2本の弦の違いですが、「無理だわ」と思いながら、見ています。
ギターやベースを弾く方が、ウクレレを弾くことは、また別の難しさとか、あるのでしょうか?
やはり、簡単に弾けるのでしょうか。
知りたいところです。
「クレイジーG」ミュート奏法
ソロウクレレの定番曲「クレイジーG」聴いていてもウキウキして、大好きな曲です。
この曲で、「ミュート奏法」という特殊奏法を使用します。
メリハリとアクセントをつける奏法です。右手が、忙しい曲ですね。
レッスンでもやりましたが、「カッコイイ」奏法ですよね。「それっぽい感じ」が、します。
先生は、「空振り」と表現していました。
私は、先生の模範演奏を見た時、「運動神経のない私では、むりなのかな」と、思いました。
基本的には、ダウンストロークするときに行いますし、アップストロークするときに行う時もあります。
「チャッ!」と打楽器のような音を出すことが、できます。
ストロークと同時に、サウンド・ホール付近で右手の掌底部分を弦に当て音を止めます。
(音を止めることをミュートと呼びます)。
「チャッ!」と鳴れば、成功です。
ミュートは、弦を押さえる手で、音が鳴らないようにすること。
コード等で、鳴らしてはいけない弦を軽く触って、音が、ならないようにするときなどに使います。
カッティングは、なっている音を切ること。
「チャッチャッチャッ」というリズムのように、音を出して止めてを繰り返す事をカッティング奏法と言います。
私も、レッスンで何回もミュートカッティングの練習をして、先生から「あ!今できていましたよ」と言われ、感覚で覚えましたが、数をこなさなければ、身につかないな、と思いました。
「動画で分かるソロウクレレクレイジーG」
画面が、正面と右手の弾き方が、確認できる2画面になっています。
演奏のあと、奏法解説が、あります。
「となりのトトロ」楽譜:「ウクレレジブリ」より
ミュートカッティングが、わかりやすいです。
ミュートカッティング奏法は、繰り返し真似するしかないですよね。
「ようわかるUKULELE講座カッティングミュート」
ミュートを2通りに分けて、細かく解説しています。
とてもわかりやすいですよ。
「ジェイクシマブクロのCrazy G」
超速弾きのクレイジーGです。
ソロウクレレの定番クレイジーGは、プレイヤーの聴き比べが、楽しいですよね。
トレモロ・ストローク
無料レッスン動画や、プレイヤーたちの演奏を見ていて、思うのは、「右手が、どうなっているんだろう。
どういうストロークなんだろう」です。
ソロウクレレを弾くためには、いくつかストロークのテクニックを覚えたいですね。
トレモロ・ストロークは、ダウン・アップ・ストロークを素早く連続で、繰り返す奏法です。
曲の途中や曲の終わりで、使われることが、多いテクニックです。
手首を内側に曲げて構えて、人差し指以外の指は、弦に引っかからないように軽く握っておきます。
手首を軸に指先を使って、4弦の少し上から1弦の少し下までの間をコンパクトに素早くダウン&アップさせます。
この時、人差し指に力が、入りすぎると弦に引っかかりやすいので、力を抜きます。
手首も同様に力んでいると上手くいかないので、人差し指と手首の力を抜くことが、ポイントです。
【トレモロ・ストローク記号】
「ウクレレのテクニック紹介・トレモロ」
指の動きの説明が細かくて、わかりやすいですよ。
ロール・ストローク
ウクレレならではのテクニック、ロール・ストロークです。
右手の指を小指から順に広げて「ジャララーン」と弾き、曲の中のアクセントとして使うと効果的なテクニックです。
お洒落で好きです。
【ロール・ストローク記号】
右手を軽く握り、小指→薬指→中指→人差し指の順に指を広げながらダウン・ストロークさせます。
慎重になりすぎると指が、弦に引っかかりますが、失敗を恐れずにまずは、スピードをつけて弾くことを心がけましょう。
指の力の入れ具合やスピードで、色々なニュアンスが、出せるので試すと楽しいですよ。
ロール・ストロークの表記が、なくても、自分のセンスで、使うのもいいですよね。
BJのウクレレ講座「ロールスロイス?いやいやロールストークです!」
ほんわかしてゆるい持ち味のBJさんそのものが、ウクレレみたいです。
楽しくわかりやすく説明してくれます。
ウクレレソロの弾き方で難関セーハのコツ
セーハは、1本の指で、同じフレットの複数の弦を同時に押弦することです。
私は、セーハが、苦手です。
指に力が、入らずちゃんと音が、だせません。
でも、先生にお願いして用意してもらった楽譜「Fly me to the Moon」には、何箇所もセーハが、出てきます。
セーハを駆使して押さえることが、必須となってきます。
セーハを最初、教わった時に「指1本で押さえることが出来るコードなんて、簡単そうで、嬉しい!」なんて、思いました。
指を上から下までペターンとして押さえるコードのことです。
綺麗な音を出すために指にすごく力を入れるので、それだけで疲れてしまい、連続して弾けませんでした。
先生から教わったコツは、セーハする指は、出来る限りまっすぐ伸ばすこと。
セーハする指は、基本人差し指です。
そして、腕の重さを乗せるようなイメージで、左ひじの方向に押すというより落とす感覚。
右の腕が、しっかりウクレレを押さえボディから押弦をサポートし、押弦している手首は、できるだけまっすぐ伸ばす、ということを教わりました。
人差し指の側面の固いところで、弦を押さえること。
練習としては、1本ずつ4弦から順番に鳴らして、きれいに音が出るポジションを探します。
指の腹で、押さえようとしても、弦が、指の柔らかい部分に埋もれていってしまうため、いくら力を入れても、上手く鳴ってくれません。
フレットの際を押さえることも先生から、教えてもらいました。
フレットから離れたところを押さえると弦が、フレットに密着しないので、音が、クリアに出ません。
セーハの「正しいフォーム」「良くないフォーム」が、詳しく説明されています。
http://www.classhilo.com/lessonceja.html
「セーハを制覇する!方法」
セーハ押さえを弾くまでの順番が、説明されています。
「ウクレレでセーハするコツ」
セーハが、上手く出来ないから教えて下さい、という質問が、多いそうです。
私だけじゃ、なかったんですね!
わかりやすい「なるほど!」というポイントを教えてくれますよ。
まとめ
- 色々なストロークテクニックをマスターして、ウクレレ演奏の表現の幅をさらに広げましょう!
- 楽勝と思っていたセーハが、実は難関で、多用されていると知りました。コツも無料レッスン動画や教本にありますので、マスターしましょう!
私が、ウクレレの先生にわからないところを質問すると、「ウクレレは、コレという決まりは、ないんですよ」と、答えます。
達人クラスの方も「ウクレレは、色んな弾き方をするもの」「どれが正しいなんて、きっとない」という声もあります。
「あ、それでいいのね」と思いました。
肩に力を入れずに、テクニックをマスターして上達しましょうね!
私はウクレレを毎日 10分の練習で楽しく弾けるようになりました。
ですが、
毎日 10分の練習で弾けるようになったと言うとなんだか嘘でしょうと思ってしまいますよね。
あなたには元々才能があったんじゃないの?とも言われます。
私は、5歳からエレクトーンを習ってきましたが、ギターやバイオリン、ましてやウクレレなどの弦楽器を触ったこともありませんでした。
そんな私でも自信を持つことができて、 10分の練習でウクレレを弾けるようになりました。
プライベートにもとても良い影響をもたらしています。
結局、慣れなんですよね。
どんな人でも弾けるし
学んでいけば誰でも自信を得て弾けることができます。
私「はらちゃん」がウクレレに慣れて、そしてウクレレを楽しく弾く過程などメルマガでお話していますので読んでもらえると、とっても嬉しく励みになります。
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